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25年間で集めた椅子の記録 マスターウォール”ワイルドベンチ”、UNICO”アルベロ”、マルニ木工”60(ロクマル)”など

マスターウォール「ワイルドベンチ」、UNICO「アルベロ」、マルニ木工「60(ロクマル)」 25年間で集めた椅子の記録

  • マスターウォール ”ワイルドベンチ”
  • シキファーニチャー ”レフ(ダイニングチェア)”
  • UNICO ”アルベロ(ソファ)”
  • マルニ木工 ”60(ロクマル)”
  • カリモク ”デスクチェア”

椅子に関して、コレクションとして一生懸命集めたという意識はあまりないが、おおよそこの25年の間に自分のお気に入りの椅子が集まった。椅子へのこだわりが強いという自覚はないが、やはり毎日使うものであるから、購入の都度それなりに考えて選んだものである。万年筆や時計と同様に、この記事で記録しておくことにする。使わなくなったものや廃棄したものを除いた、現在使っている主な椅子やソファーの紹介となる。

マスターウォールのワイルドベンチ

この椅子は書斎の丸テーブルを使う時に座る椅子として購入した。いざベンチを購入しようと、ネットで探してみても幅150cmを超えるベンチはなかなか見つからなかった。現在使用しているのは、幅は160cmのマスターウォールのワイルドベンチだ。ワイルドベントであるのでクッションはない。お茶を飲む程度の短時間であれば何ら問題ないが、本を読み長時間座っていると、お尻が痛くなる。ベンチ角の面取りは丁寧におこなわれているので、製品の質の問題ではない。ということで、普段は読書やちょっとした書き物をするときに座ることが多いので、大きめの座布団を常用している。

このベンチを購入するまで、マスターウォールの家具を使ったことはなかったが。このベンチを使ってはじめて品質の高さが理解できた。木目が綺麗。フラットでシンプルなデザインに飽きがこない。作り手の丁寧な仕事が伝わってくる。このような作り手のこだわりを感じられるような家具は、使い手も自然と大切に扱うようになる気がする。

細かいスペックなどは、マスターウォール公式サイトや他のブログを参照されたい。

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シキファーニチャーのレフ・アームチェア(ダイニングチェア)

この椅子を購入するときには、かなり悩んだ記憶がある。たしか、ダイニングチェアーを買い替えるという決断をしてから、実際にこのレフ・アームチェアに決定するまで3か月ぐらいを要した。自分ひとりではなく、連れ合いも座るため2脚購入する予定であったので、連れ合いの意見も聞く必要があったからだ。

リグナUNICOアクタスカリモク無印IDC大塚家具ほか、いろいろなインテリアショップを訪問し、座り心地やデザイン、価格を確認してまわった。

最終的に決定した椅子が、シキファーニチャーレフ・アームチェア(ホワイト・オーク)である。この椅子は、布地を選べるし、また発注時に高さを細かく指定することができる。たしか、2~3cm程度低く制作してもらった。この高さの調整のおかげで、ダイニングテーブルにきれいにおさめることができた(通常の高さだとダイニングテーブルに天板にぶつかっていたはず)。ダイニングチェアを検討する際には、背もたれがカーブしている椅子も検討したが、それでは、テーブルにセットしたときにどうしてもきれいにおさまらない(と思った)。下の写真のとおり、椅子の袖がテーブル天板の下に入る。個人的には、じっくり選んだだけあって、とても気に入っている。

木目が綺麗。両袖の木の手触りがよい。この椅子は横幅が55cmあり、大人の男性でもゆったり座れる。小柄な人なら胡坐をかけると思う。ただ、横幅が広いぶん、180cmのダイニングテーブルに3脚横に並べるのは窮屈である。現在、180cmのダイニングテーブルに私と連れ合いの分の2脚を横に並べて使用している。
ちなみにダイニングテーブルはナガノインテリアのものである。

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UNICOのソファー(アルベロ)

いつ頃だったか記憶が定かではないが、連れ合いが”ソファを買いたい”というので、置き場所を含めていろいろ検討してみた。結局、”ダイニングテーブルと一緒に使う”ということになったので、出入りが楽な”袖なし”ソファを購入することになった。ネットでデザインや価格を調べてみたが、袖なしのソファの選択肢はあまりなかったような記憶がある。結局、ネットで探したUNICOの袖なしソファ”アルベロ”を見に、新宿ルミネのUNICOショップに行くことになった。デザイン、サイズ、価格を考慮して連れ合いの好みによりあっさり決定。購入することになった。当たり前だが、ソファ購入の際には、サイズ、とくに奥行には注意したい。アルベロの奥行は77.5cmであり、比較的小さい部類に入る。

購入したのが下の写真のALBERO(アルベロ)シリーズの3シーターである。布地の受注カラーが数か月待ちだったので、定番カラーのベージュにした。カバーはかなりしっかりしている。その後、ALBERO(アルベロ)シリーズの2シーターオットマンも購入。オットマンを3シーターの横に並べているので大人3人が余裕で座れる(当然4人座れる)。食事するときに座るので、あまり沈み込まない感じがよい。ゆったりリビングでくつろぐためのソファーとしたらちょっと硬めかもしれない。好みの問題であるが。
連れ合いはカバーが洗濯できる点も気に入っているようだ。購入して1年後ぐらいに、洗濯したそうだが洗濯機の水が真っ黒になったと聞いた。洗濯できるカバータイプのソファーは子どもがいる家にはよいかもしれない。洗えるのは衛生的である。

ちなみに、ダイニングテーブルはナガノインテリアのテーブル。

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右側はオットマン

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マルニ木工のマルニ 60

このマルニ60(ロクマル)は、住宅の洋式化が進んだ1960年代後半に住宅不足や狭小住宅など、当時の住宅事情を背景に誕生したそうである。狭い戸口もスムーズに通すために組み立て式にしたということだ(マルニ木工公式サイトより)。

たしか、この椅子を選ぶときに、カリモク60Kチェアと悩んだ記憶がある。Kチェアも1960年代から制作されている。カリモクの方が価格的にはリーズナブルであり、コンパクト。ただ、カリモクはグリーンとブラックのシート色が二択であったので、結局シート生地を選ぶことができるマルニ60に決定したと記憶している。価格はそれなりに違う。当時は、明るめの色の家具を購入していた(のだと思う)。ただ、カリモクも使いたいと常々思っている。今度パーソナルチェアを購入する機会があれば、カリモクを選びたい。椅子はひとつひとつ個性があるところがよい。同じシリーズで揃えるのもよいし、一つ一つが個性をもった椅子が部屋で主張するのもまたよいと思う。

マルニ60(ロクマル)は、シートの生地は選ぶことが可能。今使っているのは、サガ/オレンジである。

 

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カリモクのデスクチェア

このカリモクデスクチェアは、就職して最初のボーナスで購入した思い出深い椅子である。当時8万台ではなかったかと記憶している(間違っているかも)。25年間使っているが、いまだに現役である。今でも1日のうち、ダイニングチェアとともに、長い時間座る椅子でもある。今思うと、なぜ最初のボーナスでこの椅子を買おうと思ったのかが思い出せない。少ないボーナスからなぜ8万円もの椅子を買ったのか、不思議にも思う。今思えば、25年間使えて8万円はとてもリーズナブルである。たしか当時、椅子は欲しかったのだが、とくにブランドを決めていたわけではなく、偶然にこの椅子に出会ったという感じだ。

背もたれに寄りかかると、座面ごと傾く。リラックスできる体制になる。

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この記事を書くために、現在使用している椅子・ソファを購入したときのことをあらためて思い出した。それほど高価なものはないが、いずれの椅子を購入する際には真剣に検討したことが思い出される。それぞれの椅子に思い入れがある。

長い間集めてきたので、そろそろ椅子を置くスペースそのものがなくなってきた。しばらくは椅子を買うことはないかもしれない。もうひとつパーソナルチェアはほしいが・・・。

  • B!