書くことの歴史
東京アド・バンク編の『ステイショナリーと万年筆のはなし』東京アド・バンク
この本は、1981年に東京アド・バンクから出版。梅田晴夫氏による、”理想の万年筆を求めて”、”書くことの歴史”、”おとこの城としての書斎机”、”文具のたのしみ”の4つの文章が載っている。カラー写真、読みやすいレイアウトなど、個人的に好きな本だ。
内容は、”第1章 筆記具・万年筆”として、梅田晴夫氏による「理想の万年筆を求めて」と「書くことの歴史」をはじめ、古い時代の筆記具や金属ペンのこころみといった文章がある。
”第2章 書斎とステイショナリー”にも、梅田氏による「おとこの城としての書斎机」と「文具のたのしみ」があり、ここではえんぴつ・えんぴつ削り・色えんぴつ、シャープ・ペンシル・消しゴム、ボールペン・サインペンといった文房具についての解説がある。
”第3章 筆記具カタログ”では、セーラーやパイロットをはじめアウロラ・ウォーターマンなど万年筆各社の紹介。
梅田氏の「書くことの歴史」は、一読の価値あり。