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”出世の石段” 紅葉が美しい愛宕神社に参拝してきた 2017

更新日:

出世の石段 紅葉が美しい愛宕神社に参拝してきた 2017

すでに出世を気にする年齢でもないが、港区で打ち合わせがあったので、その帰り道に23区内一番高い愛宕山に鎮座する愛宕神社に参拝してきた。
愛宕神社は、1603年(慶長8年)に徳川家康の命により江戸を火災から守る防火の神様として建立された。全国的にも“出世の階段”で有名な神社である。
下の写真は”出世の石段”の前の鳥居。

愛宕神社

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愛宕神社の鳥居と紅葉

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出世の石段

愛護神社正面の石段は「男坂」(「出世の石段」)と呼ばれ、その由来は講談で有名な「寛永三馬術」の一人曲垣平九郎(まがきへいくろう)の故事にちなむもの。出世の石段は、神社入り口の大鳥居から伸びる86段、傾斜約37度の急な階段である。男坂の右側の石段は「女坂」)。行きは男坂を登り参拝し、帰りは女坂を下るのがお約束らしい。

女坂

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愛宕神社 出世の石段のいわれ

時は寛永十一年。
三代将軍徳川家光公が芝増上寺ご参詣の帰り道 神社に咲き誇る源平の梅の馥郁たる香りに誘われて山頂を見上げて「誰が騎馬にてあの梅を取って参れ」と命ぜられました。しかし目前には急勾配な石段があり、歩いて登り降りするにも一苦労。馬での上下など、とてもとても・・・と家臣たちは皆一様に下を向くばかり。
誰一人名乗りでる者はおりません。家光公のご機嫌損なわれそうなその時!一人の武士が愛馬の手綱をとり果敢にも石段を上り始めました。

「あの者は誰じゃ?」と近習の臣に家光公からお尋ねがあっても誰も答える者はおりません。その内に平九郎は無事に山の上にたどり着き愛宕様に「国家安泰」「武運長久」を祈り、梅の枝を手折って降りてきました。

早速家光公にその梅を献上すると「そちの名は?」「四国丸亀藩の家、臣曲垣平九郎にございます。」「この泰平の世に馬術の稽古怠りなきこと、まことにあっぱれ。日本一の馬術の名人である。」と褒め讃えられました。

一夜にして平九郎の名は全国にとどろき出世をした故事にちなみ「出世の石段」と呼ばれるようになり、現代においても多くの皆様にご信仰をいただいております。

出世の石段。下から見上げるとこんな感じ。石段の石自体が、かなり風化(?)がすすみ、おじさんには登るのが少々つらい。年配者は端の手すりにつかまりながら登ったほうがよい(と思う)。

出世の石段

石段の枯れ葉。石段はかなり風化している。

出世の石段

愛宕神社が鎮座する愛宕山の標高は25.7m。自然の山としては東京23区で一番の高さを誇る。港区のビル群に囲まれている。

愛護神社の紅葉

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この日は晴天。すばらしいコントラスト。愛宕神社からビル群を見渡す。

愛宕神社からみた紅葉

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愛宕神社の紅葉

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紅葉と出世の石段

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石段に落ちている紅葉の葉。

石段の上の落ち葉

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石段(男坂)を上からみるとこんな感じ。年配者でも手すりにつかまらず降りている人も多い。

男坂を上からみた様子

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石段を登りきると、正面に『丹塗りの門』が見える。朱(丹)(しゅ・に)は黄みを帯びた赤色。古代では赤の典型とされた色。古くは丹(に)といわれた。また、丹は天然の朱(辰砂)から生じた赤の色名としても使われた。朱色はもっとも古い色の一つで、縄文時代には土器や土偶にも使われている。朱には腐敗を防ぐ効果があることに加えて、呪術的な意味や生前の権威を重んじて用いられたようだ。

日本の伝統的な赤についてはこちら

愛宕神社の本殿

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本殿。

画像 愛宕神社の本殿

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画像 愛宕神社の池

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女坂の石垣。この石垣はきっと江戸時代のものであろう。

女坂の石垣

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感想

この愛宕神社は、

1 「桜田門外の変」の実行者である水戸藩士が集結した場所
2 「江戸無血開城」へ導いた勝海舟と西郷隆盛の会談場所

でもある。歴史上の人物とゆかりのある神社であるが、多くの江戸の庶民たちもお参りした場所でもある。そう考えると少々感動を覚えた。数百年たっても、神社にお願いする人の心はそれほど変わっていないのではなかろうか。自分の出世を願ったり、家族との平穏な生活を願ったり。愛宕神社にお参りしながら、自分の願事もきっと江戸の庶民と同じに違いないと思った次第である。

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